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VOCALOIDを体感しよう!おすすめボカロおでかけスポット
VOCALOIDの技術を使用した展示を見学・体験できる場所があるのをご存知ですか? お友達やご家族と一緒に、VOCALOIDの世界を体験してください!
東京都・お台場 日本科学未来館
あなたの行動が「うた」になる - 空間情報科学とVOCALOID
「アナグラのうた—消えた博士と残された装置」(常設展「未来をつくる」内)
お台場の人気スポット「日本科学未来館」は、先端技術をテーマごとにわかりやすく楽しく体験することができる国立の科学館です。
人気の体験型展示「アナグラのうた」では、VOCALOIDの歌声合成技術が使用されています。
今回は「ボカロTV」でおなじみのボカロP 黒田亜津(くろだ・あしん)さんに、「アナグラのうた」をレポートしていただきました。
黒田亜津さんが「アナグラのうた」に行ってみた!
「アナグラのうた」は場内の5つの装置に触れながら、「空間情報科学」についてを楽しみながら体験できる展示です。 「空間情報科学」とは、普段の生活での行動などを情報として扱うことで、わたしたちの社会をよくするための考え方と仕組みづくりをする科学技術のことなのだそうですが、 はたしてVOCALOIDはこの中のどこで使われているのでしょうか?
3階常設展「未来をつくる」の入口。「アナグラのうた」はこの中にあります。
先ほどの入口を右に進むと、「アナグラのうた」の入口があります。アナグラとはなんでしょう?
入口でニックネームなどいくつかの情報を入力して、アナグラにログイン!
アナグラに入るとナビゲーターの「ミー」が足元に表示されます。人によってミーの色が違いますね。
場内では5つの装置を体験できます。これはアナグラ内での移動履歴を視覚化する装置「イド」。
それぞれの装置の横にはその装置で使われた技術を解説してくれる「博士の机」があります。
装置をひとつ体験するごとに、ミーのひし形マークがひとつずつふえます。何個集められるかな?
おもわず入りたくなる装置「イキトイキ」。装置に話しかけた声から生体情報を取得します。
個人情報を守る技術を用いた装置「ワカラヌ」。うたに名前を入れるか入れないかを選べます。
「アナグラのうた」を聴いてみよう!
アナグラの中で集められた情報から、あなただけの「うた」を生み出す装置「シアワセ」。 たくさんの言葉のパーツから情報にマッチするものを組み合わせた歌詞でうたをうたってくれます。 VOCALOID好きの方にはなじみの深い「VY1」と「VY2」の歌声と、VOCALOID2のリアルタイムに歌声を合成する技術がここで使われています。 特別な条件がそろったときだけ聴くことができる「まつりのうた」も、上記動画内で聴けますよ!
「アナグラのうた」体験の感想
空間情報科学ってなんだろう?と何もわからず行きましたが、「アナグラのうた」を体験するとどういうものなのか分かったし、自分にも深く関係のあることなんだと思えました。
不思議で楽しい、でも見終わったあとちょっと考えさせられる展示でした。
わくわくポイント
・名前を入力すると、一人一人に違う「ミー」がわりあてられて、自分の動きについてきてくれる。
・他の人の近くに行くと、「ミー」どうしが手をつなぐところが見られる。
・自分の情報から、ひとりひとり違う歌ができる。隠し要素もあるのでお楽しみ。
おもしろかった装置
・イド…「自分の移動したところに足跡がつく!」
・イキトイキ…「つい入ってみたくなる形をしている。」
注目ポイント!
スマートフォンアプリ「Miraikanノート」
日本科学未来館のみどころをナビゲートしてくれるスマートフォンアプリ「Miraikanノート」が配布されています。 館内の展示をクエストのように順番に案内してくれる「モデルコース“クエスト”」や「音声ガイド」、「フロアマップ」などが使えるので、来館の際にインストールしておくととても便利です!
Miraikanノートサウンドトラック「アナグラのうたのうた」
「アナグラのうた」で使用されている楽曲は「アナグラのうたのうた」というタイトルでiTunes Storeなどで配信されています。
もちろんメインの歌唱はVY1とVY2が担当。
特別な条件が揃ったときだけ聴くことができるレアな楽曲も収録されています!ぜひチェックしてみてくださいね。
Access Info
日本科学未来館
東京都江東区青海2-3-6
新交通ゆりかもめ 「船の科学館駅」下車、徒歩約5分/「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分
東京臨海高速鉄道りんかい線 「東京テレポート駅」下車、徒歩約15分
※入場料、営業時間、定休日などはリンク先の「日本科学未来館」ウェブサイトをご確認ください。
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栃木県足利市 キッズピアあしかが
リアルタイムでコニーちゃんとたかうじくんを歌わせてみよう!
「ボカロランド」(「子ども映像メディアブース」内)
栃木県足利市にある「キッズピアあしかが」は、子供のために楽しく運動できる屋内子ども遊び場施設です。今年3月に新設された「子供映像メディアアートブース」に、ヤマハと株式会社フジテレビキッズとの共同企画であるVOCALOIDを使用したアトラクションを体験できるコーナー「ボカロランド」が登場。コーナーに設置されたドラムやキーボードを、モニターの譜面にあわせて演奏すると、「コニーちゃん」や足利市のキャラクター「たかうじくん」を歌い踊らせることができます。
キッズピアあしかがエントランス
ボカロランドへはこちらの看板を目印に
モニターの譜面をみながら演奏しよう!
注目ポイント!
「ボカロランド」で「コニーちゃん」や「たかうじくん」をリアルタイムで歌わせる技術としてVOCALOIDを使用しています。
ここでも「VY1」が歌のお手伝いしていますよ!
歌声をよ〜く聞いてみてくださいね。
Access Info
キッズピアあしかが
栃木県足利市朝倉町2-21-16
ヨークタウン足利2階
※ 大人の方だけで入場することはできません。必ず 6ヶ月〜12歳までのお子様と同伴でご入場ください。(現地スタッフの対応範囲によっては大人の方だけでも対応可能となる場合があります。現地にてスタッフにお声掛けください。)
※ 保護者の方1名につき、お子様は3名までとなります。なお、混雑時においては入場を制限する場合があります。また、入場をお断りする場合もありますのでご了承ください。
※ 入場料、営業時間、定休日などその他詳細はリンク先の「キッズピアあしかが」ウェブサイトをご確認ください。
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静岡県浜松市 NEOPASA浜松(上り線内)
「音・音楽」をテーマに音のコントロールを体験!
MUSIC SPOT 企画展示「SOUND LAB.〜音の楽しさを体験しよう〜」
MUSIC SPOT入口
7月にリニューアルしたばかり!
今回のリニューアルで床に配線図が登場!
ヤマハ製のスピーカー各種が展示されています
様々な楽器の音と歌声などを実際に調整できるコーナー。
「音の混合」コーナーでVOCALOIDの歌声が使用されています
新東名高速道路「NEOPASA浜松」上り線内にある「ミュージック・スポット(MUSIC SPOT)」は7月16日にリニューアルしたばかり。「音楽のまち、浜松」ならではの様々な展示とイベントを実施しています。現在開催中の企画展示「SOUND LAB.〜音の楽しさを体験しよう〜」は音を視覚化したりコントロールしたりできる体験型展示。その中の「音の混合」というコーナーではVOCALOIDの歌声と楽器の音声バランスを調整するとどのように違ってきこえるかを実際に体験していただけます。ほかにもヤマハ社製の各種スピーカーの展示や、様々なジャンルのミニコンサートも開催されています。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
注目ポイント!
「音の混合」コーナーでは、VOCALOID「VY1V4」をボーカルに使った、以下の曲を使用しているとのことです。フェーダーをコントロールすることで、楽曲中の各パートの音量の変化を体験してみてくださいね!
曲名:『きみいろ。』(仮)
作詞 : 天城凛太郎
作曲 / 編曲 : 難波 研 (aim music development)
Vocal:(ボーカロイド) VY1V4
Piano / Keyboard / Sound programming : 難波 研
Guitar : 金子"レフティ"裕亮
Bass : 若月カンタ
Access Info
MUSIC SPOT (NEOPASA浜松)
静岡県浜松市浜北区大平36
新東名高速道路 浜松サービスエリア「NEOPASA(ネオパーサ)浜松」
「ミュージック・スポット(MUSIC SPOT)」(上り線)
※「ミュージック・スポット」(上り線内施設)の企画・展示は、NEXCO中日本、中日本エクシス、浜松市文化振興財団、ヤマハ株式会社の4社共同で行っています。
※営業時間、開催イベントなどは「MUSIC SPOT」ウェブサイトをご確認ください。
MUSIC SPOT