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2015年07月31日

製品情報

【8/5リリース】V4ぼかりす&エディターV4.2.0 アップデータ新機能のご紹介

VOCALOID4 Job Plugin VocaListener (V4ぼかりす) 発売!

VOCALOID4 Job Plugin VocaListener

ご要望にお応えし、あの「ぼかりす」がVOCALOID4 Editor および VOCALOID4 Editor for Cubase から使用できる、VOCALOID4 Job Plugin VocaListener (通称「V4ぼかりす」)として生まれ変わります!

VOCALOID4歌声ライブラリはもちろん、VOCALOID4 Editor および VOCALOID4 Editor for Cubase にて使用可能なVOCALOID3及びライブラリインポート済みのVOCALOID2の歌声ライブラリを使用できます。

V4ぼかりすおよびV4ぼかりす アップグレード版はVOCALOID SHOPにて発売中!
※V4ぼかりすの動作環境はこちら

(それに伴い、「VOCALOID™3 Job Plugin VocaListener™」の販売は2015/8/5(水)にて発売終了いたしました。ご注意ください。)

V4ぼかりす製品ページで、V4ぼかりすチュートリアル動画を公開いたしました!(2015.8.27)

ぼかりすとは?

「ぼかりす」とは、「VocaListener™」というJob Pluginソフトウェアの名称です。
録音した生の歌声を分析してその歌い方をボーカロイドに反映することができ、調整作業を軽減させることができます。


ぼかりすの基本的な使い方

1. WAVファイルを読み込む
1.WAVファイルを読み込む

歌声のWAVファイルを読み込みます。読み込んだあと、分析された音高と音量を確認します。
テストトーンを使用すると、分析結果を聴くことができます。

2.検出結果を修正する
2.検出結果を修正する

分析された音高がずれている場合は補正します。男性の歌声を最終的に女性の歌声にしたい場合は、1オクターブ上に変更します。

3.歌詞を入力する
3.歌詞を入力する

歌詞をひらがなかカタカナで入力します。歌詞を入力すると、合成結果に波形が表示されます。フレーズ区切りマーカーごとに入力すると、効率良く進めることができます。入力された歌詞は、VOCALOID4 EditorやVOCALOID4 Editor for Cubaseの音符として認識されます。

4.音を調整する
4.音を調整する

分析された音符、音高、音量などをさらに細かく調整します。また、ビブラートやトレモロの深さやカーブを変更できます。

5.編集結果をVOCALOID4 EditorやVOCALOID4 Editor for Cubaseに反映する
5.編集結果をVOCALOID4 EditorやVOCALOID4 Editor for Cubaseに反映する

合成結果を VOCALOID4 Editor や VOCALOID4 Editor for Cubase のパートに反映し、VocaListenerを終了します。終了時、編集内容は自動でVocaListenerのプロジェクトファイルに保存されます。

※V4ぼかりすの詳しい操作方法は、ぼかりす起動画面の右上のヘルプより取扱説明書をご覧ください。

V4ぼかりす動作環境

OS Windows 10,Windows 8.1, Windows 8,Windows 7(32/64bit)
※日本語OSのみで動作します。
※64bit 版 OS では、32bit 互換モード(WOW64)で動作します。
CPU Celeron Dual Core 2.1GHz以上
RAM 2GB以上
対応エディター VOCALOID4 EditorおよびVOCALOID4 Editor for Cubase
※ご使用の際は必ずVOCALOID4 EditorもしくはVOCALOID4 Editor for CubaseをV4.2.0以上にアップデートする必要があります。

V4ぼかりすのご購入はこちらから

V4ぼかりす V4ぼかりす 製品情報はこちら
V4ぼかりすアップグレード版 V4ぼかりす アップグレード版 製品情報はこちら

V4.2.0 アップデータ新機能のご紹介

2015/8/5(水)にVOCALOID4 EditorならびにVOCALOID4 Editor for CubaseのアップデータV4.2.0がリリースされます。ここではその新機能をご紹介します。

VOCALOID4 Editor for Cubaseのみに追加される機能

1. ピッチスナップモードの一括切り替え機能

複数のVOCALOIDパートに対し、ピッチスナップモードのオン/オフを一括で行えるようになりました。

ピッチスナップモードの一括切り替え

2. シンガー一括切り替え機能

複数のVOCALOIDパートに対し、シンガー設定を一括で行えるようになりました。

シンガー一括切り替え(1) シンガー一括切り替え(2)

3. VOCALOID4 Instウィンドウにてリアルタイムモードのシンガーが変更できる

VOCALOID4 Inst ウィンドウにて、リアルタイムモードのときのみ、シンガーが変更できるようになりました。

VOCALOID4 Instウィンドウでのリアルタイムモードのシンガー変更

4. クリックドラッグでズーム

VOCALOID4 Editorのルーラー領域で左クリックしながらマウスの上下ドラッグで、ズームイン/アウトができるようになりました。

VOCALOID4 Editor / VOCALOID4 Editor for Cubase の両方に追加される機能

1. 発音記号のプロテクトのOn/Offを切り替えるメニューを追加

発音記号のプロテクトのOn/Offを切り替えるメニューを追加しました。(歌詞メニュー、およびピアノロールエリアのコンテキストメニューに項目を追加しました。)
選択中のすべてのノートの発音記号がプロテクトされている場合はOffに、それ以外の場合はOnに切り替わります。

発音記号のプロテクトのOn/Offを切り替え(1) 発音記号のプロテクトのOn/Offを切り替え(2)

2. コントロールパラメータエリアに履歴ボタンと入れ替えボタンを追加

最近使用していたパラメータ(2つまで)を選択できる履歴ボタンと、Edit, Backのパラメータを入れ替える入れ替えボタン[↑↓]を追加しました。

コントロールパラメータエリアに履歴ボタンと入れ替えボタンを追加

3. ユーザー辞書のオフ機能を追加

ユーザー辞書を使用したくない場合、「ユーザー辞書を使用しない」を選択できるようになりました。

ユーザー辞書のオフ機能を追加(1) ユーザー辞書のオフ機能を追加(2)

VOCALOID4 Editorのみに追加される機能

1. 3パート以上を結合

[選択パートを結合]の実行が、隣接する3パート以上を選択している状態でもできるようになりました。